デトロイト出身、現在アトランタ在住のプロデューサーD.Focis。日本在住時に、Zeebra氏やSeeda氏などに楽曲を提供していた彼が、久しぶ りに日本に居るということで、AKKEE突撃インタビュー。KUROFUNEパーティに行った直後ということで、日本のHIPHOPシーンについても話しを伺いました。

-あなた自身について簡単に教えてください。

俺の名前はD.Focis(ディー・フォーカス)。Dは俺の故郷のデトロイトのDからとったんだ。
プロデューサー、アーティスト、ソングライターをやっている。

-いつ頃どのような経緯でHIPHOPシーンに関わっていったんですか?

12 歳くらいの時からHIPHOPシーンには関わっていたよ。ビート・ボクシングから入って、18歳の時にリリック(ライム)を書きだして、20歳の時に初め てビートを制作した。アメリカの中西部に住んでいたから、様々なエリアからの影響を受けてたよ。いまでも、これといって特に好みのHIPHOPスタイルは ないな。

-HIPHOPのどんな部分に惹かれますか?

自己表現するということ。あと、音楽だね。
音楽を聴いて自分がインスパイアされたり、されなかったりする部分。

-HIPHOPや音楽があなた自身を救ったという経験はありますか?

夢をもつというチャンスをくれたという意味でHIPHOPは俺を救った気がする。
ミュージシャンとして生きるという夢は俺自身をいろんな場所へ連れて行ってくれたし、素晴らしい人たちにも会えた。一番重要なのは、音楽を通して神(GOD)を見つけたということ。それが無かったら、自分の居場所がわからないよ。

-あなたにとってHIPHOPとは?

自分の意見を発することができるということ。俺が有名とか無名とか関係ないんだ。
自分の思いや感情を表現できる機会を与えてくれる。また他の人の思いや感情も聴くことができる。

 

-日本人のラッパーのみなさんをプロデュースし始めた経緯は?

当 時、楽器屋で働いていたYOKEというMCに会って、彼にCDを渡して、そこのお店で自分のCDを売ってもらえるか聞いたんだ。そしたら、彼もアーティス トだとわかって、そこで彼の作品を聴いたんだ。それからいい関係を築いていって、彼のためにレコードをプロデュースし始めた。彼がチャンスをくれた最初の 日本人アーティストだよ。そのあとに、ZeebraやSeeda、Simonなどその他大勢の日本人HIPHOPアーテイストの音楽プロデュースをする機 会に恵まれた。

-日本のヘッズはどうですか?

アメリカのヘッズみたいだよ。彼ら自身の好きなアーテイストがいて、また、彼らにとって、どうでもいいアーティストもいる。リスペクトを示してくれるファンもいれば、そうでないひとたちもいる。あまり違いはないと僕は思うな。

-アメリカのHIPHOPシーンに比べ、日本のHIPHOPシーンの良い点はなんですか?

日本のシーンのベストな部分は、まだ成長過程にあるということ。アメリカのHIPHOPは、すでにピークに達してしまったけど、日本のHIPHOPはまだまだ登り詰めている。だから、日本の音楽ビジネスでスターになりたい貧欲な新人アーティストを見るとワクワクするよ。

-より良いシーンにするためにはどんな変化が必要だと思いますか?

音楽は日本のみんなが今抱えている問題を反映しているべきだと思う。アメリカでHIPHOPが作られた理由に、そこまで注意を向ける必要はないんじゃないかと思う。それらのだいたいは、ただレコードを売るために作られたものだからさ。

-KUROFUNEのパーティに行ったと聞きましたが、どうでした?

凄く良かったよ!!エナジーも最高だし、日本のHIPHOPプライドを見れたのがとても良かった。
日本のクラブで、日本のHIPHOPが流れていて凄く嬉しかったよ。

-現在取り組んでいるプロジェクトはありますか?

D.Focis.com “The Mixtape”という新しいプロジェクトとWizdom、The Mr、 Sash La’kiによる新しいアルバムと自分のアルバムにも取り組んでいるよ。日本だと、Zeebraの新しいアルバムと、DaboやSeedaのアルバムで楽 曲を提供している。

-日本のみんなにメッセージを

いつもラブとサポートをありがとう。God bless you!

[2010/07/某日 渋谷某所 インタビュー&翻訳 by AKKEE ]


D.Focis
デトロイト出身、アトランタ在住のプロデューサー。
日本在住時に、ZeebraやSeeda他多数の日本のMC陣に楽曲を提供し、最近ではNappyRootsの新作『The Pursuit of Nappyness』に収録されている『Do It Big』をプロデュース。
Official Web:http://www.dfocis.com/
Twitter : http://twitter.com/dfocis

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