MARIN×SHIHO WATANABE×YAPPARIHIPHOPのガールズトーク!

昨年末にアルバム「UNCHAINED」をリリースし、「ラブホじゃいや feat. KUTS DA COYOTE」でも話題を呼んだシンガー、MARIN!ヒップホップ・ライター、ラジオDJとしても活躍中のSHIHO WATANEBEとYAPPARI HIPHOP代表、AKKEEがMARINに迫った異色のガールズ・トークが実現!今週からアルバムを引っ提げたツアー、Unchained Tourがスタート!音源だけでなくライブにも定評のあるMARINだけに、こちらもお見逃し無く!

YAPPARI HIPHOP(以下Y) : 最近は、どんな音楽聴いてますか?

MARIN(以下M) : 最近は自分の曲ばっかり聴いてて、あんまり最近の掘れてないんですよね。あまりクラブも行けてなくて。

Y : でもシーシー(Ciara)の話に食い付いてたね、Twitterで。

M :シーシーはもう大好きなんですよね。彼女が今一番ヒップホップな感じがするんですよ、現行のシンガーの中で。なんせ、Futureとも婚約しちゃったし、結構ハーコーな男とつき合ってきてたりするじゃないですか。

Shiho Watanabe (以下S) : やっぱりMARINちゃんもハーコーな男性経歴があるんですか?

M : いやー、そうでもないですね(笑)。

S : MARINちゃんのアルバムとか作品を聴いてると、凄い絶妙なバランスでヒップホップぽいハードさと、Ciaraっぽいウィスパーヴォイスで歌う場面が多いじゃない?そのバランスが凄い絶妙だと思ってて、そういうのを自分で気にしたりしてる?

M : 昔はパワー系の歌い方をしてたんですけど、聴いて自分が気持ちいいなっていう歌い方を意識して録るようになってから、こう歌うと自分の気持ちいい歌い方になるんだとオタク的な研究をして、そこにたどり着いたみたいな。

Y : でも、聴いててホント心地いい歌声だよね。

S : 恩着せがましくないというか、聴いてて疲れないね。結構ゴツゴツしたビートが多かったりするじゃないですか。そういったゴツゴツ系のビートに甘い内容でいこうとか、あえて甘辛みたいなマインドもあるんですか?

M :ビートは、こっちからオファーをしていて、こういう曲を作りたいからこういうビートをくださいって投げてもらう感じなんですよ。ビートを聴いてインスピレーションを得てっていう作り方をしていないから、イメージありきのビートって感じで作ったんですよね。

S : 歌い始めて10年ぐらいは経ってるんだよね?歌い方が変わったって言ってたけど、その10年ぐらいの間に好みのビートって変わった?

M : 前回の作品は全て与えてもらったものをこなしていった感じなので、今回は初めて自分でビートを集めていって、その時その時に自分の好きなビートを集めた感じです。

Y : その時には、どういうイメージでっていうのはあった?

M : そうですね。アルバムを作るからにはアルバム全体にストーリーを持たせたかったので。自分の自己紹介で始まって、「女の子の1週間」みたいな流れになっています。朝起きて仕事行って、遊びに行って買い物して、恋をして失恋をしてっていうので全部を完結したかったんです。で、それとは別に「Sister」みたいな曲も入れたかったので、それは別で完結させてっていう。

S : なるほどね!「女の子のマジを歌う」となってますけど、意識していますか?

M : そうですね(笑)。でも、普段使う言葉とかスラングも入ってます。自分の中でスラングとも思わないぐらい自分の中で定着している日常会話の用語とかを入れてるので、わからないなって思う子も居るかもしれないけど。

S : ライムがやっぱりスパイスが効いてるなって思ったんだけど、韻の踏み方とかリリックの書き方とか今までに誰かに教えてもらったことある?

M : 教えてもらったことはないかもしれないですね。でも、まぁ元カレの中にそういうのが得意な方がいたりしたので、もしかしたら(笑)。

S&Y : あら〜!ヒューチャー的な!そうなんですね〜!

S : そういうタイプの彼氏とMARINちゃんは、お互い歌詞を書いてて、見せ合ったりするの?

M : します!します!結構楽しいですよね。お互いの楽曲をお互いで考えたりとか、お互いの作品に口を出したりとか(笑)。

Y : それで喧嘩とかにならない?リリックの内容とか「これ俺のことかよ?」みたいな(笑)。

M : それはないですね(笑)。むしろ、彼の曲を相談しちゃったりとか、面白かったですね。

S : そういった経験もふまえて、ライミング・センスが磨かれていったわけですね。ちなみに、真面目な話になっちゃうけど、国内外問わず、この人のビートで歌いたいみたいなのありますか?

M : あまり考えたことないですけど、あたしTimbaland好きです!Timbaland&Missy Elliottとか。

S : あ〜2000年代ぐらいのTimbalandですかね?話は変わって、今回「終わらないループ」でJIGG君と初めてやっていますが。

M : はい、私が熱望してお願いします!って。彼はあまりR&Bでやっていないから、最初は不安がっていたんですけど、ゴリ押しして実現した感じです。

S : JIGG君のビートがきた時はドンピシャって感じだった?

M : そうですね。JIGGにも、こういう曲を書きたいと伝えて。イメージとしては、もっと暗いのをやりたかったんですけど、暗すぎるってなって。JIGGのスパイスが加わってこんな感じに仕上がりました。でも、バッチリじゃない?って感じでした。

S : その時点でMARIAを呼ぶことは決まってたんですか?

M : 最初は男性を想定してたんですけど、やっぱり女性がいいなって感じになって、思い浮かぶのがMARIA以外に考えられなくて、絶対MARIAだなって思ってオファーして、結果、人選バッチリでしたね。

S : これもMARINちゃんの実体験が元になっているの?

M : まぁ、そうですね。私も結構サバサバしているので、バサバサきってる恋愛も結構ありますけど(笑)。そんな中で、結構ハマってしまった方がいて、「あんただから、こうなっちゃってるの」っていう。そういうサバサバした子でも、たまにそういう恋愛にハマちゃって、ハマっちゃうと、そういう子ほど抜け出せなくなっちゃうことを歌ってますね。

S : ちなみにリリックの中で「最後の台詞は私が言うわ」っていう部分がありますが、最後の台詞って何だろうって思って。どうやって終わらせるんだろうって思って。

M : もう自分で断ち切るしかないですね。連絡きても返さないとか、そこまでしないと終わらないみたいな。

S : こういうシチュエーションって結構見栄を張りたくなりません?ハマってない感を出したいというか。そういう時、なんと言って別れるのがクールなのかな?とか考えながら聴いてました(笑)。

M : それこそ、終わらないループだったので、終わらせようって何回も思うじゃないですか。「イイ人ができた」って言ってみたりとか。

S : 私もそれだと思った。彼氏ができたから会わないって言うのが一番スマートで、クールでこっちのプライドを崩さない別れ方かなって(笑)。YAPPARI先生は、彼氏ができてないのにできたと言ってみたりした経験はありますか?

Y : あたしは無いです。最終的に無視して終わります(笑)。基本的に別れた後は友達になれないタイプだから、もちろん相手によって上手く友達になれる人もいるけど(笑)。

S : 根絶タイプですね〜(笑)。ということで、サブタイトルの「ICE CREAM LOVE」って気になるんですけど。

M : これはですね、アイスクリームが溶けてドロドロになっているのに、美味しくてやめられないっていう意味が込められてるんですけど、「I scream love」(愛を叫ぶ!?) なんじゃないの? とかも言われましたね。

S&Y : なるほど〜!

S : 「終わらないループ」と同じく話題になっている曲と言えば「ラブホじゃいや」ですが、KUTS君の反応はいかがでした?

M : 「いいね〜」って。だいたい「いいね〜」しか言わないんですけど(笑)。フィーチャリングを頼んだのは、ハンパ無く無茶ぶりだったので、「書けない」みたいな。

S : そうだよね(笑)。自分が主張してきた「ラブホなう」に対して反対意見をもらって、それにバースを書かないといけないって凄いプレッシャーだよね、きっと(笑)。

M : ハンパない無茶ぶりをしてしまったんですけど、本人は史上最強に難しかったって言ってましたね(笑)。でも、KUTS君はやってくれるだろうなと思ってたし、凄く良いバースを持って来てくれたんで良かったなって。

S : ということで、普段からラブホじゃいやなタイプですか?

M : ラブホって今いろいろなタイプがあるじゃないですか。ホテルのスイートルームぐらい値段のするところもあるみたいで。あと、女子会で使ったりするんですよね。でも、やっぱりラブホじゃない方がいいですね(笑)。

S : やっぱり4つ星以下は行かない訳だから、それ以上ってことですね(笑)。

M : いいホテルをリザーブしてくれるだけでも、テンション上がるじゃないですか。自分の誕生日とかに、ちょっと泊まって行こうよってラブホ連れて行かれたら、それはちょっと失礼だろ!と(笑)。そこを、ちゃんとリザーブしてくれると単純に嬉しいですよね。

S : MARINちゃんは逆ナンとかしますか?

M : 逆ナンは無いなぁ。でも、「あ!この人!」ってなるとスイッチ入っちゃう!中々ヒットする人は少ないですけど。

S : それじゃ、ヒットする条件は?

M : まず、やっぱり最初は見た目じゃないですか。だから、背が高い人が好きです。あと、細いのはイヤですね、カリカリはちょっと(笑)。あとは、面白い人。

S : なるほど。CiaraとFutureじゃないですけど、ヒップホップを共有できるのはそんなに重要じゃない?

M : かなり重要です!むしろ、自分より詳しくないとやだ!

S : それは、それは分かるけど、ぶっちゃけ途中でどうでもよくなるよ(笑)。

M : まぁ同じ位聴いていてくれればいいです。欲を言えば、色々教えてくれる人の方がいいなって。お互いシェアできたりするし。もぅ「俺ヒップホップ聴いてるよ!」とか言っているけど、それ全然ヒップホップじゃないじゃん!みたいな人だと、その時点でサーッて引きますね。

S&Y : それ凄いわかる!

S : 昔、超ヒップホップ聴いてて、ヒップホップ無いと生きて行けないみたいな事言ってる人いて、その人に「SnoopとかDr.Dreとか、コレだけは聴いとけみたいな曲を30曲ぐらいコンパイルしたCDが欲しい」と言われたことがあって。「え!」ってなったことある(笑)。

M : めんどくさい!

S : ヒップホップってそんなんじゃないから!って、ドン引きした思い出がありますね(笑)。

M : 引いちゃうポイントがやっぱり他の女子とは違うところがありますね。

Y : そうだね。凄いわかるわ〜!

S&M : しょうがないよね〜(笑)。

S : アルバムの収録曲には、MARINちゃんの恋愛の実体験って反映されてる?

M : そうですね。あたし、あまり恋愛ソングって書きたくないんです。書けないっていうか、恥ずかしくて。「BSL」も最後の方にできて。気付いたら、ラブ・ソングが無い!みたいな感じになって、作らないと!と思って作った(笑)。

Y : リリックでは「No.1 SEX」にビックリしたんだけど、これこそ実体験なの?(笑)。

M : これは、半分実体験、1/4は友達の話、あとの1/4は作った感じです。片思いをしていても、本命じゃない人とセッションすること結構あるじゃないですか、女性でも。男性の理想だと、男性は浮気だけど女性の浮気は本気だみたいなこと言うじゃないですか。でも、そんな事ぜんぜん無いし!っていう。

S : 女性の方が割り切ってたりするものね。

M : 知り合いの女性が言ってたんですけど、女の方が男を引っ掛けるのは簡単だと。ちょっとチラつかせれば男は連いてくるから。逆を言えば、女性の方がそういう機会が多いと。だけど、男性の夢見る部分としては、女性はそういうことしないみたいなのがありますよね。そういう訳でも無いよっていうのを提示したいっていう部分もありました。

S : 男性の方がより少女漫画ちっくなことを実は理想としているような気はする。

M : やっぱり片思いしていても、そういうセッションがあると、好きな人の事をセッション中に考えちゃうことも、なきにしもあらずっていうのを、そのまま曲にしちゃった感じです。

S : ということで、「終わらないループ」のビデオが公開されていますが、他のビデオを制作する予定はある?

M : 今はまだ考えてないんですけど、本当は「No.1 SEX」とか「One More Dream」とか作りたいなって。T.Iの「Whatever you like」を日本風になぞってて、PVも絵は浮かんでるんですけど実現できそうにないですね(笑)。プライベート・ジェットとかでてくるから。

S : あのT.Iのビデオもファースト・フード店でバイトしている女の子のところにT.Iが電話番号渡すんだよね。

Y : あのPVの中で、T.Iがファースト・フード店を出て、女の子に笑顔を送ってるシーンが超好き。そのシーンで、私T.I.にハマったの!

S : あのビデオは女の子みんな「あ!」ってなっちゃうよね。気が早いと思うんだけど、もう新曲の準備とかはしていたりするの?

M : まだですね。書きたいなって思ったりトピックは考えてたりはするんですけどね。次はどういう作り方をしようかなとか、考え中です。

Y : 今後の活躍に期待しています!マリンちゃん、シホさん、ありがとうございました!

<終>

marin_mask
MARIN
https://twitter.com/MARIN_singer
https://twitter.com/MARIN_INFO
https://www.facebook.com/MARINLIVE

東京都出身。幼少からモダンバレー、高校時代からヒップホップ・ダンスを学ぶ。03年にR&B ユニット、SOUND GROW を結成し、07 年ミニ・アルバム『WAY2GLOW』をリリース。10 年にユニットを解散後、ソロ活動をスタート。一聴してわかる個性的な歌声を武器に東京のアンダーグラウンドなヒップホップ・シーンとリンクして現場(クラブ)を中心に活動し、同世代だけでなく注目すべき若手アーティストやシーンを引率するメジャー・アーティストの作品まで、フィーチャリング/アディショナル・ヴォーカル/コーラスなどで幅広く参加。13 年、待望のソロ・アルバムをリリース。

Unchained Tour スケジュール
2/7 大阪 京橋BERONICA (Daytime)
2/22埼玉 飯能ILLUMINOID (Clubtime)
3/23愛知 名古屋RADIX (Daytime)
3/29福島 南相馬BACK BEAT (Daytime)
5/2 茨城 土浦GOLD (Clubtime)

※ブッキング・オファーはこちらまで⇒marin.officialinfo@gmail.com

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