カテゴリー: BOOK
モハメド・アリ、B・ボーイ、マルコムX、エミネム、公民権運動、DJ、アディダス、MTV…。アメリカ社会の必然だったヒップホップをあらゆる角度から解き明かす。全音楽ファンに捧げるヒップホップ・バイブル。
ひたすらファンクしたい人も、自分の隠れたファンク度の高さにうすうす感づき始めた人も、「え、ファンク?」という人も、「ああ、ファンクね」という人も、ボクもワタシも…一歩踏み込め。さらばファンクは授からん。ファンクのすべてがわかります。
黒人スラム街にともに暮らし、黒人たちを撮り続けたフォトジャーナリスト吉田ルイ子――貧困・麻薬・売春・差別に象徴されるニューヨーク・ハーレムで、人間が人間であることを取り戻すことに目覚めた黒い肌の輝きを、女の感覚とカメラの冷徹な眼でヴィヴィッドに把えたルポルタージュ。
2000年8月29日、東京の国立がんセンターで一人の若者がその生涯を閉じた。24歳だった。アル中の父、両親の別居、人種差別、そして10万人に1人といわれる精巣ガンの発病…。運命の皮肉に翻弄されながらも、周囲を明るく照らして駆けぬけたラッパー、A‐Twice(ラフラ・ジャクソン)。苦悩の果てにすべてを受け入れ、生きることを味わいつくして逝った、あまりにも鮮やかな人生の記録。
ヒップ・ホップ・カルチャーに息づく言葉を集大成。最新の黒人英語スラングをふんだんに取り込み10年ぶりに全面改訂。巻末付録にエボニクス(アフリカン・アメリカン英語)の特徴、ライムとR&Bの歌詞に登場するアフリカン・アメリカン著名人リスト、ラッパー/R&Bシンガーたちによる言葉遊び、ヒップ・ホップ年表がつく。